元ニートがゆるく海外移住した結果

ニート達よ、大志を抱け!!ニート、フリーター経験者が海外生活、旅、投資、就職や転職について雑記的に綴ります。

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(タイでの海外就職)内定からワークパミット、就労ビザ取得までの流れをすべてご紹介!!プロビデントファンドについてもご紹介!!

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(この記事は約2〜3分で最後まで読むことができます)

 

どうも!!!現在タイ在住のピーピーです(`・ω・´)  

今回タイで現地採用として働くにあたりにワークパミットを取得しました。 僕自身、海外で働くためのビザを取得したのは今回が初めてでした。いろいろと混乱することも多かったので、内定からワークパミット取得までの流れを包み隠さずすべて記事で書いていこうと思います。これからタイで働こうと考えている方はとても参考になると思うので、是非読んでいたけたらと思います!!

 

タイでのワークパミット取得は3ステップ

タイでの1年間有効のワークパミット取得には以下の手順になります。

  1. ノンイミグラントビザのBビザ取得(初回は3ヶ月間のみ有効)
  2. ワークパミット取得
  3. ノンイミグラントビザのBビザ延長(延長することで1年間有効)

⚠ノンイミグラントビザのBVisa取得したら働けるわけではなく、別にワークパミットを取得する必要があります。

会社から内定を貰った後の流れ 

①内定からすぐにパスポート 

会社から内定を頂けました!!とお世話になった人材紹介会社の方からお電話を頂いのもつかの間、そこからすぐに就職先の人事から就労ビザ申請のためにパスポートの写真を送ってくれ!!と凄く急かされました。こちらも早急に人材紹介会社を通して、送付したことを覚えています。

ワークパミットを取得した今、担当のコンサルタントの方から以下のように言われた意味をようやく理解できました。

内定おめでとうございます!!余韻に浸りたいところですが、ワークパミット取得のために忙しくなると思います。まだまだ安心できませんので、是非とも気を引き締めて頂きく存じます!!

 

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②人事から連絡がこない・・・ 

人事からすぐにパスポートの写真を送ってくれと急かされてるから、それはビザ取得も早く終るのだろうと思ってたら、いつまで待っても人事からメールが来ない・・・(;´Д`) 人材紹介会社の方から、内定先から連絡がいつまでも来ない場合は教えてくれと言われていたので、早速連絡がないことを伝えることに。

すぐに人材紹介会社の担当者に対応してもらうと、人事からもメールが来た。あんなに急かしておいて、何を待っていたのだろう???と疑問に思うけど、ここはタイである。まったりとマイペンライとタイ風に合わせなければならない。

③人事から指定された書類を用意 ・ビザ取得の健康診断

さっそく人事からビザ申請のために必要になる書類と健康診断の日程をメールでやり取り。指定された日時に病院で健康診断を受け、その後にその書類を持って職場に行き、人事とビザの進め方やいつから勤務を開始するかなど話し合いました。とにかくビザに必要な書類にひたすら漢字でサインして、大変だったことを覚えています。英語の筆記体サインは本当に楽ですねw

 

タイ政府に僕が会社の重要人物ですよ!!と分かりやすくアピールするためにに会社前とロビー前でGM(ゼネラルマネージャー)と一緒に写真を撮りました(実際は普通の同僚)。同僚の方も、おもしろいですよねwと言ってましたw こんなアピールさせるところがタイ政府らしいw 当たり前ですが、本物のGMは忙しいので、こんな茶番には付き合ってくれませんw

 

書類に名前とポジションを書いてと言われたから、営業と書こうとしたら、「いや、コンサルタントでしょ?うちは売上ノルマとかないからね」と言われたからコンサルタントと記入。でも、日本人ボスからは営業と言われてたんだけどな・・・。仮にコンサルタントだとしたら、実力もないのに職位ばかり上がって焦るんですが・・・(;´Д`)

 

必要になる書類
  • 英文卒業証明書
  • 英文在籍証明書
  • パスポート+入国審査カード(機内でみんな貰うもの)
  • 健康診断の書類

⚠英文卒業証明証、職歴などは会社側がコピーして原本は返してもらえる。とにかくたくさんの書類に日本語でサインさせられる(パスポートが日本語サインだから)

 

上記に関する記事はこちら

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プロビデントファンドとは

ビザの書類のために職場に行った際に、人事と話し合ったことがプロビデントファンドという制度について。この制度は簡単に言うと、日本の年金制度のようなもので、企業年金と説明したら分かりやすいかもしれません。企業によって取り入れてないところもあるみたいなので、当たり前の制度というわけではないみたいです。比較的、大きめの企業は取り入れてるとのこと。タイで20年以上と長く用いられている退職積立金運用サービスなので信頼度は高いです。従業員の給料から毎月天引きされ、企業側も同じ額だけ積み立てていくというものです。

3%、5%、10%、12%、15%と天引きされる割合を自分で決められます。自分はとりあえず10%にしました。1年に一度しか変えられないため、しばらくは10%で行くしかないです。それと、もし自分が死んだ時に保険やプロビデントファンドを誰が受け取るか名前と連絡先を記入しました(適当に父親にした)

プロビデントファンドの例

例えば月収が5万バーツ(17万円ほど)の方で、15%のプロビデントファンドを選択していたとします。毎月、7500バーツ(25700円)が給料から自動的に天引きされることになります。具体的には以下の金額が毎月得られることになります。

企業側拠出分(7500バーツ)+自己拠出分(7500バーツ)+ファンドの運用益+節税分=15000バーツ(51400円)以上を積み立てられる

日本の年金と同じで自分が払った金額と同じだけ、企業側も払うことになるため、この段階で十分にお得ですよね。それに加えてファンドの運用益と節税対策の効果もあります。日本の年金と違い将来受け取れないかもという不安もないし、節税や間接的に投資していることになります。プロビデントファンドがあれば、日本での年金に加入していなくても将来設計が立てられることになります(もちろん日本側の年金も払っていれば、完璧です)

プロビデントファンドのメリット
  • 収入が多い人は、節税することが可能(日本人の最低給与5万バーツなら大きい)
  • 会社も同額を積み立ててくれるため、退職時に返ってくる額が増える
  • 大手ファンドに運用を任せるため、退職時にその利益を受け取れる可能性がある(逆に減る可能性もあるけど、節税できるからマイナスにはならないと思われる)
  • 給料を無駄遣いする傾向がある、貯金ベタなタイ人には効果絶大

 

   プロビデントファンドとは

プロビデントファンドとは退職金積立基金法(provident Fund Act,1987年)に基づく退職金給付制度です。ここでの退職金とはいわゆる定年退職ではなく、自己都合・会社都合による中途退職もすべて含みます。基本的には雇用者と被雇用者が毎月半分づつ基金を積みたて、ファンドマネージャーが市場で運用し、被雇用者の退職時に元本と運用収益をあわせたものを支給します。雇用者、被雇用者の積立金およびその収益金のうち、従業員の積立金はどんな退職の場合でも返金されますが、そのほかの部分については定款の付属文書の形でFund Director(雇用者により指名される)が設定することができます。(入社何年以内の退職の場合の支払い割合など)積み立ては被雇用者の毎月の給与と会社からの積立金で行い、毎月の積みたて額は給与の2~15%の間で任意で選択することができます。 ただし会社側の積立金は必ず被雇用者の積立金と同額か、それ以上であることと定められています。プロビデントファンドは国の機関であるSEC(Security Exchange Commission)に承認された業者のみが取り扱うことができます。現在(2002年9月)16社がこの取り扱い業務を行っています。

プロビデントファンドのデメリット

会社によって違いますが、多くの企業が規定年数以上の在籍がないとそもそも会社側が積み立てたプロビデントファンドが貰えないということ。僕が働いている企業は以下のようになっています。

⚠自分が積み立てた分はすべて退職時に返ってきます。

  • 4年勤務:会社分の50%支給される
  • 5年勤務:会社分の65.5%支給される
  • 7年勤務:会社分の85%支給される
  • 8年勤務:会社分の100%支給される 

全額貰いたい場合は8年も働かないと駄目なのだ・・・。今の時代に8年も同じ職場で働く人なんて少ないだろうし、そのプロビデントファンドの金額よりも転職で得られるメリットの方が大きいと考えられる。逆に8年も自分のキャリアを調整できないとかリスクでしかない・・・。こnプロビデントファンドは長く働いてくれることを目的に取り入れている企業が多いので、在籍期間という規定を設けるのはしょうがないのかもしれない・・・。自分の友人では、1年しか勤務してないけど全額貰えたという人もいたので、本当に会社によるのだ。これから海外就職を考えている方は是非確認してもらいたい。

ちなみに僕は給料からの天引きを15%に設定してるんだけど、会社側は毎月10%積み立てているらしい。10年在籍後にその比率を上がり、12%積み立ててくれるようになるんだとか。10年とか絶対にあり得ない年数だな・・・(;´∀`)

④ビザエージェントと労働局へ

後日、Bビザの取得のためにビザエージェントと一緒にイミグレーション(入国管理局)へ向かいました。当日、自分はほとんど待たずに、30分くらいで手続きがすべて終わりました。そこからBビザを取得するまで、大体2週間くらいかかりました。やはりお役所仕事は日本も同じですが、遅いですね・・・。

 

詳しくはこちらの記事で説明してあります。

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⑤ワークパミット取得

エージェントと会社から連絡があり、次はワークパミットを取得して欲しいと言われ、指定された場所に翌日行ってきました。 当日はそこまで時間もかからず、サインを数回するだけで、その日のうちにワークパミットとパスポートを受け取ることができました!!やはりプロのエージェントに任せていると確実だし、楽ですね(*´ω`*)

 

ワークパミットを取得しに行った記事に関しては、こちらで詳しく書いています。

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まとめ

Bビザとワークパミットを取得できたので、これでようやくタイで働き、長期間ビザを考えなくても住むことができます(*´ω`*) 所要期間としては、大体1ヶ月間くらいになります。海外移住のファーストステップはクリアできたと言えるでしょう。あとはしっかり仕事をして、クビにならないようにしなければ・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

自分は高卒で、元ニート、職歴も日本で数年ほどですが、2018年11月22日現段階ではタイなら就労ビザ、ワークパミットを取得できました!!これからタイ政府が厳しくして、取得できなくするかもしれないし、この緩い状態が続くかも知れない。自分ができることは職歴を強化して、タイを含めたどこでも働き続けられる人材になることを目指すだけなので、とりあえず仕事頑張りたいと思います。

少しでも自分のような境遇の方々の参考になるために、記事を書いていこうと思います。ではでは。

僕がニートから海外就職を成功させた方法

僕がニートから海外就職を成功させた方法こちらの記事で説明しています。これから海外で働きたい、住みたいと考えてる方にとても参考になる情報が盛りだくさんなので、是非ご参考ください(*´ω`*) 

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海外旅行保険をクレカで無料にする方法

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