元ニートがゆるく海外移住した結果

ニート達よ、大志を抱け!!ニート、フリーター経験者が海外生活、旅、投資、就職や転職について雑記的に綴ります。

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永住権は高度人材でなければ、先進国ではとれなくなっている。永住権ではなく、就労ビザでの永住を目指した方がいい。

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記事で紹介する内容

  • 永住権狙いでの海外移住はオススメしない理由
  • 就労ビザを使っての移住が最初は賢明な理由

(この記事は約2〜3分で、最後まで読むことができます) 

 

どうも!!現在、タイ在住のピーピーです(`・ω・´)  

僕は現在、バンコクにある大手日系企業で現地採用として勤務しています。そのため就労ビザ、ワークパミットを会社から発行してもらい、住んでいる形になります。先進国ではありませんが、形式上は僕もタイに移住している外国人の一人です。そんな移住組の僕ですが、昔は永住権が欲しい!!と強く感じてました。しかし、今は全く欲しいとは思いません。その理由を含めて、記事で僕の考えを書いていこうと思います。

永住権の取得が難しくなっている

G7の先進国に限定してですが、永住権の取得はどこも年々難しくなっています日本は別)アメリカでは永住権ではなくグリーンカードですが、トランプ政権が自国ファーストを主張し、移民を制限しようとしています。欧州の覇者であるドイツもトルコ移民を増やしすぎて、移民政策の失敗を認め、これからどんどん方針を変えていくことでしょう。世界中が永住権の取得をどんどん狭き門にしているんですね。日本だけは、逆行してこれから外国人労働者をどんどん入れていこうという流れですが・・・。超高齢化社会の日本ではしょうがないのかもしれません。

永住権という夢に振り回される友人

僕の知り合いで、20代からずっとオーストラリアに住んでいた方がいます。彼はオーストラリアでの永住権が欲しくてずっと料理人をしていたのですが、結局得ることができず、日本に帰国。貯金もなくて肉体労働で頑張っています。

彼が日本に帰国後もお金のためにあえて肉体労働している理由は、別の国での永住権が欲しいからだそうです。僕はそれを聞いて、直接は言いませんが、正直愚かだなと感じました。 

知り合いを愚かだなと感じる理由

彼がオーストラリアの永住権が欲しくて挑戦したことは素晴らしいと思います。それだけオーストラリアという国に魅了され、心から住みたいと感じたのでしょう。しかし、引き続き他の国の永住権のために日本で肉体労働をしているという彼の発言を聞いて、僕の印象は一気に変わりました。なぜなら彼はただ「永住権が欲しいだけの人間」だからです。

彼は自分が日本人である、日本という世界最強のパスポートを持っている。この超恵まれている武器に気づいていないことが最も愚かだと思うのです。永住権が欲しいという目的だけで、その武器を捨て、やりたくもない肉体労働で人生を消耗している。もはやどこの国でもいいから永住権が欲しいという目的で頑張っている。それって、最貧国の人間がなんとか先進国に移民しようと考えているのと同じです。彼らには明日生きることを許してくれる国がない。生きるために先進国に移住しようと努力するのです。

しかし、彼は日本人であり、仕事もすぐに見つかる。そんな消耗する必要もないのに、あえて苦労している。発展途上国の人間からしたら、もはや理解不能なことでしょう。そんなことをしているうちに彼は既に30代後半です。

永住権をすすめない理由

日本人として生まれた武器が使えない

日本人として生まれて幸せだろ?と言いたいわけではないです。しかし、せっかく日本人として生まれたのに、その武器を使わないのは勿体無いと思います。独特な日本社会はやはり苦労も多いですが、それと見合うだけのものを私達は持っています。

  • 日本国籍
  • 世界最強のパスポート

これらは発展途上国の富裕層が金を持っていても、手に入らないものです。私達の先人が築いてくれた信用があるのです。そのお蔭でアジア圏内であれば、日本人ということで就労ビザが下りやすいのも事実。実際に僕は高卒ですが、タイで就労ビザが下りました。パスポートもどこ行くにしてもビザの手続きないで、大半の国に入国できちゃいます。そう、この2つの武器があれば世界で戦えるのです(もちろんスキルや語学も必要ですが)

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しかし、先進国の永住権目的となると多くの場合が料理人、大工とか自国人がやりたがらない仕事をやることになります。日本人という武器が全く使えないのです。先進国で苦労して肉体労働をやっても、最終的に永住権が手に入らないという不確定要素が強く、そのリスクに見合うリターンが少なすぎます。

 

10月からノービザでミャンマーに入国できるようになったため、日本は世界で一番多くの国にビザなしで渡航できるようになりました。

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先進国の永住権より、就労ビザでアジアを狙うべき

上記でどれだけ日本国籍、日本のパスポートが武器であるかを説明しました。それを活かして、東南アジア、インド、中国など成長著しい国で就労ビザを得て働くことをオススメしたいです。永住権なんて諦めて、とにかく就労ビザで働き、多くの国での経験を積むのです。日本の中小企業はとにかく海外への活路を開きたいというところが多くあります。具体的には現地採用として、海外で働き、キャリアアップを狙うというルートの方が、永住権で人生を振り回されるより遥かに賢明ではないでしょうか。

またタイ、インドネシア、マレーシアであれば日本では考えられない住環境に住むことができます。僕はバンコクのコンドミニアムに住んでいますが、人生でここまで良い住環境に住んだことは今までありません。これに慣れてしまうのが恐いくらいです(日本に帰国したら、もう普通のアパートに住めないから)

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まとめ

この記事にたどり着いた方の多くが、日本の閉塞感やストレス社会に嫌気をさし、他国での永住権取得を検討されているのだと思います。しかし、あなたが素晴らしいと思った国も必ず嫌だと感じることがあるはずです。人間社会で生きていく以上は、地球上に楽園など存在しないと考えてもいいと思います。

そんな青い鳥探しになるよりは、現実を踏まえて、日本人として生まれたメリットに焦点を当てて、海外移住を考えた方が幸せになる可能性が高いのではと僕は考えています。あくまで僕の意見ですが、これから海外移住を考えられている方々の参考になれば幸いです。

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