記事で紹介する内容
- 本社からの出張者が来て接待
- 話を聞いて感じたこと
- もう少し現地人のことを考えようか
(この記事は約2〜3分で、最後まで読むことができます)
どうも!!!タイ在住ブロガーのピーピーです(´・ω・`)ドウモ~
僕は現地採用としてタイにある大手日系企業に勤務しているのですが、たまに他国からの出張者が来て接待する機会があるのですが、今回は日本本社からの出張者を接待してきました。個人的に参加したくないんだけど、他の職場と比べるとゴルフを強制されるわけでもないし、接待も数ヶ月に一回という感じなのでしょうがなく承諾してます。ま〜感覚的に何かブログのネタにでもなるかなという感覚で参加してますね。それなりの高級レストランでタダ飯、タダ酒できるからというのもありますがw
今回、本社からの人間からのお話を聞いていろいろと感じたことがあるので、記事で書いていこうと思います。
本社からの出張者を接待
出張者を接待なんて日本では一度も経験したことがなく、海外で営業マンとして働き始めてからです。前職はエンジニアでしたので、チームで飲み会がたまにあるくらいで、ビジネスライクな飲み会は本当に海外に来てからですね。上述でも述べましたが、タイでは日本以上に接待文化があり、出張者が来たらゴルフだ、飲み会だ、キャバクラだと夜の接待まで中には旅行会社に勤めてるの?と思ってしまうくらい接待業務ばかりしてる日本人がいます。僕の職場はそこまでなので、まだマシなのです。
今回来た出張者は中堅社員の方で、海外を毎月のように出張してるみたいで、なかなか大変そう。一緒に来た部下の方が女性だったからか、たまにタイにいるエロ親父のように下ネタを女性に炸裂するような方ではなく、結構話題にも気をつけてると感じました。日本ではセクハラ、パワハラと厳しくなってるので、気を使わないといけないんでしょうね。今タイにいるエロ親父達はタイでしか生きていけないだろうし、そもそも左遷されてるんだから関係ないのかな。
話を聞いて感じたこと
僕が勤めてる企業は業界でもシェア1,2位を争うくらい大手なんだけど、それでも次の新しいイノベーションを作れず、売上も維持するだけで限界という状態。そのため本社の人間もかなり焦りがあるみたいだ。売上も全体の60%が海外からの数字らしく、トップの人間から海外での売上をもっと上げろと指示され出張に来た感じでした。
そもそも日本人が来たら売上を底上げできるという発想が間違いだと思うんだよな・・・。その国のことは、現地人が一番知ってるわけで、彼らにもっと頑張ってもらえるよう考えるべきなんだと僕は思う。
一番これは駄目だなと感じたことが、クレーマーの話だった。もちろん営業としてクレーム対応も仕事なんだけど、どう考えてもいちゃもんを言いたいだけの輩もいるのだ。もはや個人の努力ではどうにもならない。そういう客は切って、新たな顧客を見つけた方が効率的だと僕は発言した。そう言うと、
うちはその客を逃すほど余裕がないんだ・・・。なんとか日本企業のお客さんに使ってもらわないと駄目なんだ。今お付き合いしているお客さんに逃げられないように頑張らないと駄目なんだ。
なんとも守りの姿勢で、これではいかんなと感じてしまった。もちろん顧客満足度は大切なんだけど、新規顧客を増やす努力ができなければ先はないのだ。僕は外資系企業にも積極的に営業に行くようにしてるんだけど、日本企業ばかりをターゲットにしててはジリ貧なのだ。なんで、それが分からないのだろう・・・。
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マンパワーに任せた営業
今の時代は、WEBやSNSマーケティングなどインターネットを駆使しないと良い製品も広げることは難しいと思うんだけど、なんともマンパワーに任せた営業スタイルをやっていこうと言ってて、聞いてるだけで再現性が低いなと感じてしまった。上場企業でもこんなもんかと感じてしまった・・・(;´∀`)ガッカリ
それと海外の売上の方が多いのにも関わらず想像以上に現地で働く日本人に投資していないのだ。とりあえず採用できた日本人を海外拠点におき、辞められたら人材がいないと騒ぐ。もう付け焼き刃すぎて・・・コンビニのバイトリーダー以下だよ。現在の日本企業トップの方々には是非、経営の神様から「企業は人なり、経営は人こそすべて」という言葉をプレゼントしたい。
修行というワードが若手から希望を奪う
飲み会で冗談なのか、こんなことを言われた。
ピーピーさんは修行のためにもあと5年はここで働かないとね!!
僕が5年もここで頑張って、何のメリットがあるのだろうか?本社で結果も出さないのに僕よりも高い給料を貰い、こっちはとくにトレーニングらしいものも用意されずに日本での経験だけで結果を出すよう頑張ってる身からすると何を言ってるのか全く理解できなかった。僕のようなゆとり世代だと、こんな企業に長く働きたいのか疑問に感じて1つ聞いてみたことがあった
海外ではジョブホッピングが当たり前ですが、日本の本社だと若手は長く働く人が多いんですか?
かなりの若手が辞めてしまい正直、本社は人手不足な状態なんだ・・・。とくにグローバル系の人間が多いんだ。外国被れというかね。困ったもんだよ。
その一方で、若手の女性社員の方が、もっともらしいことを言ってた。
若い世代は終身雇用もないですし、やっぱりチャンスがあったら他の職場に移ろうと考えてしまう人が多いのかもしれません。
辞めた人間は駄目な奴だ!!と言うのは簡単なんだけど、なんで辞めるという選択に至ったのかを考えれないトップが若手に絶望感を与えてるのだろう。今の時代に修行なんていうワードを出す段階で、説明もいらない気がするけどね(´・ω・`)オサッシ
この若手女性社員も退職してしまった・・・(追記:2019年7月27日)
この接待から1ヶ月後ほどたち、この女性社員の方から1通のメールが来てたので確認すると、今週いっぱいで一身上の都合により退職する運びとなりましたと書いてて、あの時の共感が理解できた。やはり本社の若手社員もここにいては不安だという気持ちがあるのだろう。上場はしてるけど、昔からのマンパワー任せの企業なので一人ひとりの負担も大きくなっていること想像に難くない・・・しかし、これをトップの人間は理解できてないんだろうな。元々少人数でのグローバル部署だったのに、さらに人手不足に拍車がかかり、残された人達は大変なことだろう(;´Д`)
日本本社の人間が今月中で退職するとメールで伝えてきた。海外に数年駐在、出張と女性ながら大変だったんだろうな。東証一部上場の本社勤務の人材すらサラッと辞めるなり、転職するんだから、これからドンドン転職が当たり前になるんだろうな。
— ピーピー:) @タイランド🇹🇭now (@Koh_Phi_Phi_629) July 8, 2019
もう少し現地人のこと考えようか
夜の10時くらいまで飲み会があったんだけど、その間もうちの運転手さんが車の中で待ってくれていた。家族だって彼の帰りを待っているだろうに・・・。バンコクなんだからGrabタクシーを使えばすぐに足は確保できるのに、運転手さんを待たせることで彼の時間とそのコストもかかってしまう。海外で働く日本人(とくに駐在員とか)はもう少し意識を変えるべきだと思うのである。僕は40歳、50歳になったら同じ人間にならないよう気をつけたい。
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