前職の欧州系IT外資が元同僚をレイオフしてて、悲惨な状況に・・・。

どうも！！！元タイ現地採用→外資系IT勤務のピーピーです(´・ω・｀)ﾄﾞｳﾓ~

昨日、前職の先輩に招待いただき飲み会に参加してきた。プロジェクトでお世話になった別の先輩が退職されるから是非参加してもらいたいということで、参加したのだが、これが自分の想像できないくらい悲惨な状態だった・・・。

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カントリーマネージャーの独裁とレイオフ

先輩が退職されると聞いたので、てっきりアーリーリタイアが何かかと思ったら、全然違いドロドロとした社内派閥、そしてそれに独裁化したカントリーマネージャーが気にいいらない人間をリストラするという最悪な状態でした・・・。

自分と年齢のち外３０代の先輩もリストラされてて、彼もカントリーマネージャーの方針と衝突していたのは知っていたけど、まだこんな若手までも切るなんてと本当に驚いてしまった・・・。自分が前職を離れてから僅か４ヶ月で、社内の状況がどんどん悪化し、売上を一向に上げられないトップが、自分のやり方についてこれない人間がいるからだと理由をつけ、見せしめにリストラした形なのだろう・・・。何が凄いって、リストラした人たちは今まで会社を引っ張ってくれた３０年近く経験のある人間なのだ。彼らを切って、新しい人が入ったから状況が好転するとは思えない。結果が残せないカントリーマネージャーが迷走しているのだろう。

自分の元上司もいて話をしたんですが、今までも営業が首を切られることはあっても、今回みたく現場の人間や、結果を出している営業までもリストラされることは初めてらしい。

組織なんてトップが変われば数ヶ月で状況が変わる

同じプロジェクトを担当していた先輩が「どんなに個人で会社に貢献しても、会社のトップが変われば一気に状況も変わるし、今回みたく簡単に首を切られる。これが今回よく分かった・・・・。」と語ってくれたんだけど、本当に色々とサラリーマン人生を考えさせられます。この先輩は会社の売上に昔から貢献してきて、この人こそカントリーマネージャーにした方がいいという声もあったくらい、周りからも慕われている方だった。これが組織の方針変更一つでここまであっさりと切られるのである。

結局、会社はあくまで組織であり、そこで働く人間はただのコマなのかもしれない。とくに外資系で働く場合、その認識をしっかり持っておかないと後から裏切られる。自分も前職で担当していたプロジェクトのPLが悪く、プロジェクトに関わる稼働を少し減らしてもらえないかなんて海外側の上司に言われたこともある。本当に外資系はドライだ・・・。自分はせいぜい１年くらいだけど、この先輩は３０年も貢献してきて、最後がこれである・・・。せめて定年まで働かせてあげればよかったのに・・・。前職の上司もできたら定年まで働きたいんだけど、どうなるか分からないなと言っていて、本当に切実な気持ちできた。

今回の状況を見ていて、組織なんて数ヶ月足らずでトップがご乱心になれば、ここまで状況が悪化するということである。とくに自分が働いていたような中小外資（グローバル単位で見れば大企業だけど、日本支社は小さい）は十分にあり得ることなのだろう。結局、最後に信じることができるのは自分自身と家族なのかもしれない。自分もいつ似た状況になってもいいよう、いつでも転職できるよう日々スキルを磨くことと、資産を増やしておこうと思う。サラリーマンができることは、この２点くらいであろう。ただ、それでも５０代でリストラされるとさすがに選択肢が激減するので厳しいなと思いました。そう考えると外資系より日本企業で働く方が生き残る可能性は高いのかも。

自分の元職場がレイオフして、ここまで状況が悪化しているとやはり悲しいですね。自分の年収を大きく上げてくれたチャンスをくれた会社なので、そういった意味では感謝しているのだ。会社としてこの先も存続できるよう頑張ってもらいたい。しかし、一方で外資系で働くことの不安定さも改めて感じてしまった。ホントにローン組んで家を買うなんて恐ろしくてできないです・・・。