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数年前から事業をしている同級生がいる。彼は高校卒業した時からアジア留学という道を選び、あえて一般路線から外れて、10代から挑戦し続けている感じだった。そんな彼を最初見た時は「何してるんだろう? アジア留学とかリスク高いな」と感じた自分は一般的な、凡人な10代だったんだなと思う。今でこそアジアに目を向ける人間が増えたけど、その時は留学といったら米国や欧州しかイメージできない時代だった。でも、これから伸びゆくであろうアジアに10代から活路を見出した彼はやはり凄いと思う。
高校時代に進路を真剣に考えていた「つもり」でしかなかった
僕は高校時代、それなりに進路を考えて勉強もしているつもりだった。真面目に高校に通い、電車の中では速読英単語を開き、復習しているような生徒だった。もちろん周りに合わせてパーマをかけて髪型をいじったり、学校が終わったら友達とカラオケに行ったり、ボーリングしたりと普通の学校生活も送っていた。でも、教師にはほとんど注意を受けたことがないくらい、模範的な学生だったと思う。教師もあいつは問題を起こさない生徒リストに僕を入れていたことだろう。
一応現役で大学に入り、そこでも数年はなんとか頑張れたけど、後半で挫折し中退したことを考えると本当にやりたかったことではなかったのかもしれない。それに比べて有人はアジア留学を選び、そこでも積極的に挑戦していた。この差はなんなのだろう。進路を真剣に考えていたつもりで、本当は何かやりたいか分からない状態で選んだ進路だったのだろう・・・。高校時代から惰性で進路や学部を選ぶ自分に問題があったのかな。
真面目が最強だと勘違いしていた
真面目であることは大切だけど、真面目人間は社会では通用しない。真面目、真面目で生きていると柔軟性が欠けるのは確かだ。高校時代ならしょうがないかもしれないけど、卒業後は基本的には多くの経験、多くの人と出会える環境を好きに作れるようになる。10代という20代以上に失敗しても許される、何をしても許される時に、その機会を逃したのは痛かったなと自分では思っている。
チャレンジ精神が乏しかった
社会でこれをやりたい、あれをやりたいと積極的にチャレンジしてこなかったのはもったいなかったと思っている。これはニート経験がある人なら感じると思うけど、若いうちから空白期間を作ると本当にもったいない。
一応、簡単にバイトなども経験はしたけど、本格的に働くという経験をしたのは大学中退してニートから脱出した後だった。
若いうちから「思い立ったが吉日」で行動していればよかったなと思っている。
僕が10代で経験しておけばよかったと後悔していること
旅でもいいから、海外を見とけばよかった
大学時代は勉強がそれなりに忙しくて、なかなか自由に時間をとれなかった・・・という言い訳をさせてもらいたい。とにかくインドアだった。遊びにいくのも地元で完結し、遊ぶ人間も大学の同級生。本当に狭い世界で過ごしていた。
今でこそ海外移住したり、ガンガン旅をしているけど、これを10代のうちにやればよかったと後悔している。感受性豊かな10代であれば、もっと多くを学べたかもしれない。そして、多くのアイデアが思い浮かんだかもしれない。
もっと夜遊びすればよかった
後悔が大きいのは、ある程度遊びをもっと10代のうちから覚えればよかったということだ。女性経験を積んだり、海外のクラブでワイワイしたり、どこかでナンパしたり・・・一見ダメな大人に成長してしまいそうだけど、夜遊びは学びが多いのだ。危険も多い分、これを避ける能力も身につくし、女性と話す訓練にもなるし、話しの引き出しも増える。素晴らしいことだらけだ。
それに社会人の飲みでも、結局盛り上がるのは下ネタだ。そこで話せるネタが多いのは強みだと思う。自分は夜遊びをし始めたのが遅かったけど、ここから経験できたことは多い。
それと海外のクラブでワイワイするのもチャラい奴だなと思われるかもしれないけど、現地の女性と仲良くなれるだけではなく、意外と男性とも仲良くなれたりする。現地を知る上で、夜遊びは非常に有効な手段なのだ。
自力で稼ぐ思考をもっと作るべきだった
僕の家庭はサラリーマン家庭なので、どうしてもお金を稼ぐ=就職というイメージが着いてしまっていた。8割がサラリーマンの日本社会において、なかなか難しい話しかもしれないけど、自分で事業をしたいという考えを持つことが早ければ早いほど有利なことはない。
自力で稼ぐという手段で言えば、投資スキルを磨くのもありだと思う。リスクが高いじゃないかと言われるかもしれないけど、米国のように金融の授業がない日本では、自ら学び経験していくしかないと思う。金融リテラシーを高くしていくことは、お金を稼ぐための意識を上げる一歩でもあると思う。
とにかく会社に属さずに、自分で稼ぎたいという思考を早く持てれば、持てるほど有利なことは確かだ。仮に就職という道を選んでも、その考えがあれば惰性で会社を選ぶこともないだろうしね。
友人の事業が想像以上に成長してた
長々と話したけど、なぜ友人と自分を比べたかというと、最近彼の事業が大きく伸びていることを知ったからだ。正直、悔しい気持ちが強い。でも、本来悔しがるステージにすら立ててないのだから、しょうがない。
それに彼は上にあげた「僕が10代で経験すればよかったこと」を10代のうちにすべて経験している。その段階で大きな差が開いているのだ。
焦ってもしょうがないし、人生は人それぞれ違うのだから、彼をライバル視しても意味がない。ただ、同世代の人間がここまでやれているという事実は刺激になる。こんな奴が海外にはたくさんいるのだ。日本よりも刺激が多い環境にいれたことはよかったと思っている。
目標に向かって努力するしかないのだ。