元ニートがゆるく海外移住した結果

ニート達よ、大志を抱け!!ニート、フリーター経験者が海外生活、旅、投資、就職や転職について雑記的に綴ります。

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現地採用を新卒でオススメしない理由、海外就職では即戦力を求められる!!

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記事で紹介する内容

  • 現地採用という位置付け
  • 海外就職、現地採用を新卒にはオススメしない理由
  • 海外就職前に日本で経験すべきこと

(この記事は約2〜3分で、最後まで読むことができます) 

 

どうも!!!元ニートで、現在タイ在住ブロガーのピーピーです(´・ω・`)

僕はタイにある大手日系企業に勤務しているのですが、就職してから2ヶ月ほど経ちました。未経験のポジションであったためそれなりに苦労していますが、新しいことなので学びが多く続けることができています。タイトルにもある通り、この2ヶ月で最も強く感じたことが「海外就職は新卒では絶対にオススメしない」ということ。その理由を記事で書いていきたいと思います。

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現地採用というポジションについて

現地採用というポジションは日本で働いていると全く聞かないので、なんだそれ?と思われるかもしれません。海外でサラリーマンとして働く場合は以下に別れます。

  • 現地採用:海外で採用された人間のため、給料も現地通貨で貰う。給料は現地人の倍以上もらえるけど、一般的には駐在員と比べて福利厚生が少ない。
  • 駐在員:日本本社から送られてきた社員のため、給料も日本円+現地通貨と給料を倍もらえる場合がある。また家賃、保険、子供の学校も会社負担と至り尽くせりの福利厚生なことがある。

 僕は上の現地採用というポジションでタイで働いています。日本という社会はやたらと身分社会を重んじるため、海外という場所ですら現地採用より駐在員の方が偉いんだという意味不明なヒエラルキー思想を持ち込む人間がいます。基本的に若い駐在員で、その考えを持ち込む人はいないと思いますが・・・。端的に言うと時代遅れのおっさん世代に多いですね。 

⚠今の時代、駐在員でも現地採用並の待遇で働いている人間はたくさんいます。実際に同僚の彼氏さんは駐在員だけど、家賃補助(3万円くらい)だけで、あとは現地採用と変わらないと言ってました。本当にどこの企業も余裕がないのです・・・。

基本的に現地採用は即戦力

基本的に現地採用でその企業で働く場合は、即戦力を求められます。もちろん未経験で採用されるケースも多いんだけど、キャリア0で何も強みがない人材を採用する場合はブラック率が一気に上がる気がします。例えばコールセンターや、不動産営業とかね。

僕自身も未経験のポジションで採用されましたが、日本でのITエンジニアとしてのキャリアを買われて内定を貰えました。職場の人間にIT経験者がいないのに、会社の無茶振りで今まで普通のマーケティングだった部署にITも頼むわ!!と言われて、困っていたそうです。

教育システムは0に等しい

今の職場で新人に与えられた教育システム?的なものは以下だけ。

  • eラーニング(英語のみ)
  • 先輩の営業先に同行

もう教育システムと読んでいいいのか全然分からないけど、強引に言えばこれだけですね。製品知識を英語で書かれたeラーニングで習得、または製品のパンフレットで自己学習という感じですね。週に何回か先輩の営業先に同行して、お客さんの前でニコニコしながら他愛もない会話をしたり、製品についての説明を学びます。

新人なのになぜか自社のIT製品の説明を求められたりします。同行先で分からないIT関連の説明も求められるんだけど、正直専門外でウッとなる詰まる時があります。それでもそこはIT経験を買われて採用されたので、しょうがないと思って対応しています。勉強して、答えられる状態にして挑んでいます。

企業によっては教育をするところもある

正直運によるところが大きいけど、企業によっては教育がしっかりしているところもあります。現地法人では教育システムが整っていないから、本社で教育を受けてもらうために日本に一定期間、勉強しに行ってもらうという会社もあるそうです。また、普段から出たい外部講習があったら、費用を負担してもらい勉強しに行けるという企業もあるので、本当に様々です。

こういう現地採用を大切にしようと考える企業はどちらかというと中小企業が多いイメージです。例えば今まで現地採用がいなくて、あまり語学が分からない日本人が苦労しながら駐在していたという場合は、やはり大切にしてくれるでしょう。大企業ではなく、中小企業を狙うというのも一つの選択かと思われます!!

マネージメントを期待できない

僕が言える立場ではないけど、東南アジアにいるトップの人間にマネージメントを期待するのは無理があると思う。駐在員であれば、数年で帰任する人間であり、日本ではどちらかというと仕事ができないからタイを含めた東南アジアに駐在(左遷)する形になっている人間も多いわけで。もちろん会社によっては東南アジアを最重要拠点と位置づけ、凄く優秀な人材を海外に送っているケースもあるので、こればっかりは運としか言いようがないです。こういう場合は、マネージメントに期待するだけ無駄なので自分で何とかするしかないのだ。

新卒や社会人経験0にオススメしない理由 

上の文章を読んで頂けたら新卒や社会人経験0の人間にオススメしない理由は十分ご理解いただけると思うけど、もっと具体的に説明させていただきたい。なぜ新卒や社会人経験0の人間にオススメしないかと言うと・・・。

  • 日本の独特なビジネスマナーを習得できていない
  • 新卒や社会人経験0なら分からないであろうことを教育してもらえない
  • 初めての社会人経験だと海外の放置プレー法では、メンタル保てないと思う

本当に全く教育システムがないため基本的な社会人としてのマナーの教育は期待できないし、専門性の習得も難しいだろう。何も分からない新卒の人間に、いきなり「はいっ、これやっといて(゚ロ゚)オラ」と指示されたら、新卒の時の年齢の僕だったら思考停止していたと思う・・・。

なにより専門性というところを習得できないのはキャリアとして痛いと思う。コアな専門性(例えばITとか、会計とか)がない状態で現地採用として働くと、相手に良いように利用される可能性があると思う。転職する際もやはりITなら次もITでという方がキャリアアップしやすいでしょう。

業界や職種の未経験求人はあるけど・・・ 

日本でも人手不足だけど、ここタイを含めた東南アジアも日本人は人手不足です。やはり海外で働きたいという日本人が前よりも増えた とはいえ、まだまだマイノリティな存在だと思います。

企業側も人材の理想像を高くしてられず、業界や職種が未経験でも採用されるケースがよくあります。実際に僕のポジションはIT経験がある人材を探していたけど、営業経験も必要でした。しかし、若さと日本でのキャリアがあるということで採用されたのです。しかし、上でも説明した通り本当に日本のような丁寧な教育なんてありません。僕自身はそれを覚悟してたし、最初から現地採用への教育システムなんか期待してなかったので全く驚いてません。逆に未経験の営業も経験だと思ってガンガンやってます。トライアンドエラーで、分からなければググりながら、自分で習得していかなければなりません。これから海外就職を考えている方は、教育は0だと思って挑戦した方がいいと思います。

元ニート野郎の僕でも対応できる理由

ニート経験が長い僕だけど、なぜこの無茶振りの海外の職場環境でも何とかやれてるか?(´・ω・`)ニートレキナガイヨ

それは言うまでもなく日本でのキャリアに大きく助けられているところがあります。基本的なビジネスマナー、Windows PCの使い方(Macユーザーで始めのキャリアでは何も分からなかった)、何か無茶振りされた時でも対処できる方法、ITエンジニアとしての知識や経験などなど・・・。かなり職場の先輩から教わった点が多かったです。

逆に今は日本で学んだ知識や経験を吐き出してる感じかな・・・。今の職場で学んでいるというより、前職での経験を駆使して何とか仕事している感じです。この使える経験がなかったら、たぶん即効で辞めていたと思います。

IT業界にいたというのも大きい

また僕が働いてきたIT業界は他業界と比べて、そもそも教育システムが充実している業界ではないのです。男社会だし、見て学べ的なところもある。どちらかというと職人の世界に近く、自分で学べ!!という感じなのだ。もちろん大手IT企業に新卒で入社できた人達は手厚い教育システムがあったと思うけど、僕みたいにニートから就職した流れだと自分で学ぶしかないのです。あってもOJTで実戦形式なんですよね。

こんな社会人経験しか歩んでないから、手厚い教育を受けたことがないのです。全く自慢できない経験だけど、海外就職では逆に役立っている気がします。

海外就職する前に日本で働こう

海外で働きたいという若い人は多いと思う。しかし、個人的にオススメしたいことが、まずは日本で職歴を作ろう。日本で働き、勉強しながら専門性みたいなところを作った方が絶対にいいと思う。

分かりやすい例で説明するならITエンジニアを経験し、次にIT営業を経験してから海外で働くといった感じだろうか。これならIT業界で技術だけではなく、営業というビジネスでの経験も積んでいるので非常に市場価値が高くなるはず。別に1年エンジニア、1年営業という感じでジョブホッピングしてもいいだろう。僕の場合は営業経験がなかったから、タイでの就職では少し不利だった・・・。

正社員で働くの難しいしという方は、まず契約社員や派遣社員でもいいから職歴を積もう。実は海外では「どのポジションで、何を経験したか」が重要のため、英文在籍証明書でも書かないのだ。最初から日本でずっと働くつもりがない人は派遣でもいいから、職歴や経験を積むことを最優先にした方がいいでしょう。

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契約、派遣社員でも教育がある

契約や派遣社員だと教育システムないでしょ・・・と思われるかもしれないけど、最初の数ヶ月はOJTだけど教育してもらえる職場が多いと思う。実際に僕がニートから就職した職場は、最初の3ヶ月くらいはOJTで学びながらという感じでした。全くビジネスマナーがなかった僕に、電話の掛け方から丁寧に上司が指導してくれた。サーバーの組み立て方やOSインストール、BIOSからの設定など基本的なことは教えてくれた。あの時の経験があるから基本的なビジネスマナーが身についてるのだ。次の技術多めの職場でも、先輩方がしっかりと教育して、業務を任せてくれる感じだった。また派遣や契約社員のメリットは有期雇用のため、短期間で辞めても「契約満了のため〜」とか言い訳できること。幅広く経験したいポジションにチャレンジできることは大きいと思う。

もちろん新卒の正社員と比べると足りないところが多いけど、それでもどブラック企業と比べるとマシな気がする。新卒でスーパーとかに入社して、接客を1日中指導されてもキャリアにならないわけで・・・。

考えているよりもまずは動くべし!!というのが経験上大切だと思う。最近はIT業界の人手不足もあり選べる求人も多い。昔では考えられなかったけど、こちらの大手の人材紹介会社では時給もそれなりに高い上に、しっかりと交通費まで支給されるようになったのだ。経験を積み、転職という形でステップアップするなら派遣でも問題ないと思う。詳細はこちらから確認してください。

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以下の記事も僕と似たような境遇の方々に少しでも役立つようにと書いた記事です。高卒やニートでも諦めなければ大丈夫です!!頑張って、一歩を踏み出しましょう!!

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